帯の色の不思議(師範に聞いたわけではありませんが。)


他の流派や同じ流派でも、帯の色と級が違う
それでも、黒帯の一歩手前は、茶帯であることが多い様です。

しかし、当方は、紫(一級)水色(二級、三級)茶色(四級、五級)黄色(六級、七級)白色(八級、九級、十級、無級)となっています。

なぜ、茶帯が中間(四級、五級)にあって、一級が紫帯なんだろうと、入門して二年が経過するのに、まだ、不思議に思ったままでした。 (聞けば良いのですが、どうでも良い事でもあるので、わざわざ聞かなくてもと)

五級になった時、茶帯になるので、凄く上達した様に感じます。
その一方、三級になると、水色帯になるので、早く紫帯になりたいと、稽古に励むことにもなっている気がします。

さて、でも級の最上位が紫帯って、、、はて。



あ、冠位十二階。(かんいじゅうにかい。)
そう、冠の色や材料によって官人の朝廷における位階を表す制度ですね。 習ったよね、歴史の時間に。(^o^)

推古天皇の時、聖徳太子が制定した冠による位階制で、「徳」と言う位があって、それぞれ大小に分けて十二階としていたんだったよね。 一番上が徳だね。

その十二階を、冠の色(六色)で、表し、大小は濃淡を付けて位階を示したと。
で、その色って、紫色青色赤色黄色白色黒色の順だったよね。

当方の帯の色が、紫色水色茶色黄色白色
ほら、黒色以外は、同じか色調が似ているものですね。
赤色は、流派により五段以上の名誉段位に用いられることもありましね。 当方では???聞いていません。

まあ、茶色赤色に当てるのは不思議ではないですね。
青色水色は、まあ、同じといえば同じと考えても良いですし。
黒色は、有段者となって、白帯を教え始めることから、の基礎となる色としても良いのかと。

ちなみに、
この六色は陰陽五行説の五色()に、正色・間色の概念が導入されてを加えたものらしいです。



黒帯は、何処の流派でも段位の証ですし、そこは弄らないとすると、残りは辻褄があいますね。

私の推理は、正しいのでしょうか。
何かの機会に、本部師範にでも聞いてみたいと思っています。

もし、私の仮説が当たっていれば、当方の帯の色使いは、格好良いです。
既存の概念に囚われず、それでいて日本国を代表する色使いを手本として、、なんて、思いはふけるばかり。


時間があったら、確認してみよう。 それまでは、お楽しみにとっておこう。

皆さん、どう、お感じになりましたか?

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