葡萄館、館長のたつ、と申します。齢38歳から空手を始めました。武道と書くには、いささかおこがましく、「葡萄館」として、サイトを開設しました。末永くよろしくお願い致します。


成長記録
本当は、黒帯をとってからHPを開設するつもりだったのですが、友人の「さくだいおう」に空手を始めた事を伝えると、「是非HPを作って、成長過程を見せて欲しい」と。うーん、恥ずかしいなあ。と思いつつも羞恥心に欠ける私は(笑)、その提案を聞き入れてしまったのです。


スキーを10年やったとは言え、元々スポーツマンでないオジサンが、いい歳になって空手の稽古について行けるのだろうか。子供の方が覚えが早いぞ。子供にバカにされるだけじゃないのか?  うーん、負けず嫌いなので、どーにかなるでしょう。 ま、初めて見ましょう。


始めの一歩
(何事も、始めの一歩から)
H14.11.09 :見学のみ。 >実は、見習いで稽古したかった。(^^;         
H14.11.16 :検定試験の為、見学のみ >やはり、見ているだけでは、、、
H14.11.23 :用事がある為、見学せず >早くヤリタイ。(笑)

きっかけ、は!

事の始まり。

入門したのだ!

まずは、白帯デビュー

七級に昇級!

これで色帯だ。

 

五級に昇級!

なんと茶帯に。

三級に昇級!

こんどは水色帯だ。

一級に昇級!

いよいよ黒帯が射程圏内に。


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昇級試験 其の九


H19.06.
23
今年も夏の審査の日がやって来ました。では早速子供達の結果発表と行きましょう。


息子Aは、全体的に元気がない様に見えます。動きが小さい。

型は、平安四段、五段。何度もも経験しているので、不安はありません。
結果としては、
紫帯に昇級。

次は、昇段試験です。さあ、ガンバ!一層、稽古に励め。


息子B。練習では問題なくできる。が、急いで演武してしまうことだけ注意しているが。

型は、平安二段、三段。この演目で審査を受けるのは、息子B一人だけ。そう、一人舞台だ。

結果は六級(黄色帯)に昇級。上がったことは良いが、まだまだ良いとは言えない内容だった。それに、両方とも演武の出だしでわからなくなって、やり直している。出だしだった事。自分から「もう一度、やらせてください」と言った事もあって、マイナスポイントとはならなかった。それでも、練習不足だぞお。

ま。 今回も、よく頑張ったから、まあいいか。(^O^)


=============================================== 昇級試験 其の八

H18.11.
18
今年も秋の審査の日がやって来ました。いつも通りに朝一番で子供達に稽古を付けて、午後のスイミングスクールを終えて夕方も稽古。早めの夕食を済ませたら、いよいよ本番です。ただ、今回は更に30分早い午後5時会場です。口コミで毎週の様に見学者、入門者が訪れるので、人数も多いのです。午後5時半には審査開始です。午後9時半過ぎまでの長丁場。では子供達の結果発表と行きましょう。


息子Aは、前屈立ちが良くありません。不動立ちに近く、基本をもっと身に着けないと。まあ、平均レベルぐらいにはなっているのですが。審査後に注意しました。

型は、平安四段、五段。前回も経験しているので、まずまずです。正中線も、良くなっています。
結果としては、
二級(水色帯)に昇級。

帯の色は変わりませんが、順当に伸びている。また、先行されてしまった同じ学年の子供たちに追いつたので、がんばりを認めてあげましょうか。課題はありますが、まずまずですね。


息子B。うーん、困ったことに、また情けない状況です。基本がダメ。姿勢が高い。白帯の子の方が上手だぞ。緊張感がまるで無い。最特訓だな。

型は黄色帯として初めての、平安初段、二段。初めてだし、この半年は型の指導時間が短かったせいもあるかも知れないが練習不足は否めない。次回も同じ型で審査を受けさせよう。今回は、白帯が飛び級で八級から六級に上がる子が多かったから、少し取り残された(追い越された)状況だね。次回、見返してやろうな。

結果は七級(黄色帯)に昇級。半級でも、上がったことは良いが、私の目には級落ち(白帯に降格)でも仕方が無い採点だぞ。師範は今後の努力を期待してくれたのだと思うが、色にお恥じない様にがんばろうな。

ま。 今回も、よく頑張ったね。(^O^)


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昇級試験 其の七

H18.06.
17
さて、審査の日がやって来ました。半年に一度の晴れ舞台。朝一番で子供達に稽古を付けて、午後のスイミングスクールを終えて夕方も稽古。早めの夕食を済ませたら、いよいよ本番です。午後5時半に武道館を開けて、午後6時には審査開始です。午後9時過ぎまでの長丁場。やっぱり待つのはシンドイ様ですね。さて子供達の結果発表と行きましょう。


息子Aは、基本がだんだん良くなって来ました。それでも力強さが表現出来ていないのは、もったいないですね。それでも、まあ、この級の子供としては平均レベルではありますが、親としては辛い点数になってしまいます。

型は、平安四段、五段。前回も経験していますから、良くなっていないとね。まあ、まずまずです。前回の課題の正中線は、だんだん出てきました。それでも前のめりが完全に消えた訳ではありませんが、まあ、課題克服としてあげましょうか。
結果としては、
三級(水色帯)に昇級。

水色帯になりました。本人は本気で喜んでいましたね。帯の色が変わったのですから。
まあ、よく頑張ったと言ってあげましょう。


息子B。またまた、情けない状況が。基本は良くなって来ているものの、やはり姿勢が高い。見栄えがしないんですね。でも、少しずつ進歩はしているかな。ドンマイドンマイ。

型は前回同様、太極二段、三段。しっかり出来れば七級(黄色帯)に上がれる型。
どちらかと言うと、前回の方が上手かった様な、、気のせいかな。それとも私の採点が厳しいか。
まあ、何とかそれなりにこなせたので、悪いと言う訳ではないけど。。。

結果は準七級(黄色帯)に昇級。半級でも、ここは帯の色が替わるから大きい。

もっとビシビシ稽古しないとダメだなあ。のびのびやらせる方針だけど、覚えが悪いと焦りも出てきてしまいますね。

しかし、日々の勉強(塾や通信教育含む)、スイミング教室、そして空手。
お前達、凄いよ。俺が子供なら真似できないカモね。

今回は、二人とも帯色が替わったと言うことで、褒めてやろうかね。 よく頑張ったね。(^O^)


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昇級試験 其の六

H17.11.
12
黒帯(初段)になると、次回審査を受ける資格が得られるのは2年後となります。そのため、2年間は子供達や一般の審査の補助を行います。呼ばれた受験者を正しい立ち位置に立たせたり、待っている子供がザワついてくると、静かにするように促したり。まあ、スムーズに審査が進むように目を配る仕事になります。(立っているだけが多いので、これがシンドイ)まあ、こんな話はどうでも良いですね。子供達の結果発表と行きましょう。


息子Aは、基本が甘くなって来ている。当協会では姿勢が低いのが特徴で、前屈立ちなどは前の膝を直角近くまで曲げます。もちろん大人は元より、子供達にとっても厳しい姿勢です。これが甘い。辛いから立って来てしまうのです。

型は、平安四段、五段に挑戦。まあ、無難な線です。と言うことは、「良い!」訳では無かったと言うこと。正中線がしっかりしていない。前のめりが要所要所に出てきてしまう。もうすこし正中線を教えないとイケナイですね。
結果としては、
四級(茶帯)に昇級(準四級の準がとれた)。

まあ、もっと頑張らないと、これ以上には進めないぞ。足踏みしたくなければ、しっかり稽古するんだな。
そろそろ、ビシっとやろうか。


息子B。これが情けない。基本は姿勢が高い、高いと言うより立っちゃってる。中段打ち込みの手が逆だ。えー(@@)練習では出来ているのに、なぜ本番で逆なんだ?審査の時、対面に立っていた私は立場を忘れて、小声(もちろん聞こえないだろうが)で「逆、手が逆、違う反対!」と言ってはみたものの、やはり本人には届かず。うーんダメだなこりゃ。

型は太極二段、三段。上手く行けば七級(黄色帯)に上がれる型だ。
なんと、今回、この組み合わせで受ける子が他に居ない。 だから一人。 昇段試験の様に一人で演武だ。
どうかな?と思いながら見つめていたら、何とか上手くこなせた。 前回の三倍速モードは無くなり、練習を含めた中でも良い演武だったと思う。 型は良かった。

結果は八級に昇級。まだ白帯だが、基本をトチっている様では色帯に上げる訳にはいかない。もっとビシバシやらないとなあ。

子供達も、もっと上手くなって、上の帯(色)になりたいと言っていた。
予習、復習やるか。

しかし、日々の勉強(塾や通信教育含む)、スイミング教室、そして空手。
お前達、凄いなあ。 やる気を見せるなら、いくらでも教えてやるからな。 次回、また頑張ろうな。


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昇級試験 其の五

H17.06.
18
今日は、いよいよ昇段審査の日。待ちに待った、この日です。
H14年の年末に入門して、早2年半。 早かったと言うのか、やっと来たかと言うのか、複雑な心境です。

審査も、子供、大人合わせて3時間に及びます。 30分前には集合しますから、全部で3時間半。
審査の発表が遅れると、全部で4時間近くの長丁場です。 子供達もダレて来てしまいますし、長時間の緊張は、厳しいものがありますね。

で、型は、鉄騎初段も、抜塞。 基礎の試験が終わると、次は型の審査、それが終わると組み手(約束1本)です。

組み手は、中段三本、上段三本。

中段三本
1) 中段突きを、下段払い、逆突き(オーソドックスに)、足を払って引き倒し、真下に追い突き。
2) 中段突きを、左側に踏み出しつつ右足を添えて一歩前(これで相手の背後付近)、同時に右手を高く上げて下段に   払うと右手は相手の腹に来ます。ほぼ同時ですが、先ほど添えた右足は、横に踏み出します。すると、相手の右足の背後に来ています。左足を軸足に、右足で相手を引っ掛けながら、相手の腹にある右手で薙ぎ倒します。
私の左軸足を中心に相手が180°倒れみますので、真下に蹴り。
3) 中段突きを、底掌(流派により掌底ともいいます)よけ、逆突き、引き倒して、真下に追い突き。

上段三本
1) 上段突きを、上段揚げ受け、逆突き(オーソドックスに)、足を払って引き倒し、真下に追い突き。
2) 上段突きを、上段手刀払い、同時に高く上げた右手刀を相手の首に、そのまま倒しこんで、真下に蹴り。
3) 上段突きを、上段十時受け、そのまま手をとって(平安五段の様に)引き倒し、真下に蹴り(逆足)

ふう。失敗せずになんとか出来たぞ。

  結果。初段 :黒帯 念願の黒帯になりました。
  
  始めた頃は、黒帯が凄く遠い存在でした。
  黒帯は、協会名の入ったものが後日渡されます。
  それまでは、実感が沸かないかも知れませんが、初段になったのだと思うと、昨日はゆっくり眠れませんでした。

  これからは、自分の空手を極めていくのと、子供達や後進の指導が入ってきます。
  一つ一つ、また自分が学んでいく様に、教えていきたいと思っています。

  友人で陰ながら支えてくれた「さくだいおう」、このサイトにお越しになる皆様と、リンクサイトの管理者の皆様、そして家族に心
  から感謝します。

  皆様に支えられながら、普通の中年オヤジが、黒帯目指して空手の稽古に励む物語は、ここ  で第一章を閉じますが、
  
日から、また新しい章が始まっています。

  子供達の陰になり日向になり、オヤジとして背中を見せ、腹を割って、胸で抱く、彼らが黒帯を貰うまで、私の次の空手道は
  終わること無く、続きます。

  もちろん、自分も精進して、彼らが大きくなった頃には、親子三人で自由組み手で競い合える仲になっていたいと思います。

息子達の結果です。

息子Aは、、、準四級 茶帯
。 親の欲目ですが、本当にしっかり演武できていました。
前回、悔しい思いをした分、しっかり育って来ている実感が沸きます。
六級から、準四級ですので、子供としては立派な成績です。
本人も大喜びでした。
前回「次は追いついてやれ。」と、心の中で思っていた事が、現実的に彼の友達に追いついた状況です。
偉かったな。 これからもしっかりやろうな。(^O^)m

さて、息子B。
練習では、しっかり出来て来ているんです。当日も、朝、昼、試験直前と練習して、そこそこ出来ているんです。
でも、本番でやっちゃいました。 型を覚えているんですが、三倍速で早送りをしているかの様な演武。
これが、彼の悪い所なのです。 まるでダンスです。 困った。。。。。
結果、、、、九級 白帯。 またしても、帯色変わらず。 本人もシクジッタ事を理解した様でした。
これからだから、焦らず頑張れ。

おまえたち、良く頑張ったな。お疲れ様。。。。

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級と色帯、昇級試験時の型(昇級試験は、年2回 6月頃と11月頃)
茶帯は、黒帯一歩手前の1,2級で締める流派(道場)が多いが、当方では、以下の様。

帯色 段・級 次の昇段・昇級試験の基本的内容 たつの演武 たつの級取得年月日 今何処
黒帯 初段 昇段試験は鉄騎二段、燕飛(などの自由形)と、組手 鉄騎初段、抜塞 H17.06.18 たつ
紫帯 1級 昇段試験は鉄騎初段、抜塞と、組手 H16.11.13 (準)息子A
水色帯 2級 昇級試験は平安四段〜五段と、(組手)
水色帯 3級 昇級試験は平安四段〜五段と、(組手) 平安四段五段 H16.06.26
茶帯 4級 昇級試験は平安三段〜五段と、(組手)
茶帯 5級 昇級試験は平安三段〜五段と、(組手) 平安四段五段 H15.11.08
黄色帯 6級 昇級試験は平安初段〜三段と、(組手) 息子B
黄色帯 7級 昇級試験は平安初段〜三段 平安二段三段 H15.06.14
白帯 8級 昇級試験は太極初段〜三段
白帯 9級 昇級試験は太極初段〜三段
白帯 10級 昇級試験は太極初段〜三段
白帯 無級(入門) 昇級試験は太極初段〜三段 太極二段三段 H14.11.30
H14.11.09に見学に行き、H17.06.18黒帯になりました。 中年のサラリーマンでも、ガンバりゃ出来る!と実感してます。

「黒帯までは料理人で言えば皿洗い。黒帯になって初めて真の空手を始める事が出来るのではないでしょうか」と考えて、早数年。
まだ、実感が沸いてきませんが、やはりそうなのだろうと思っています。

子供のクラスでも黒帯までは一生懸命頑張って、それで黒帯取ったら辞めてしまう子が居るそうです。おそらく親が「黒帯までは頑張って!」とか言うのでしょうが、どうせ辞めるなら黒帯になる前の方が良いと思いますね。

それより黒帯まで頑張ったのなら、これから自分の得意とするところを伸ばして、苦手の部分は底上げしてと、普段の生活の中で空手を練習していく事が出来ると思うのですが。

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