私の写真・カメラ史

(始めに)親父のカメラ
これは親父のカメラ。こんなカメラを持っていた親父の血を引き継いだ。
 1952年登場のCanon IV Sb型
  1957年登場のMamiya Flex C Professional
  
画像出展:http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/1946-1954/data/1952_4sb.html
     
http://www.mamiya-op.co.jp/home/camera/museum/saishu-page/1950/mamiya-flex-c-professinal.htm


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(1)

最初に買ったのが、小学校6年生の頃で、ポケットフジカ600です。修学旅行に持って行く目的で、父に買ってきてもらったものです。

富士フイルムのHP 「富士フイルムのあゆみ」http://www.fujifilm.co.jp/history/dai4-06.htmlによれば、110カートリッジフィルムフジカラーF−IIポケット12枚撮,20枚撮)で、薄型のボディーでえ1975年(昭和50年)3月に国内発売された様です。

ポケットフジカの中では600は最高級機種で、プログラム電子シャッター付きの完全EE、距離計を二重像合致連動式,セルフタイマーの仕様でした。

このポケットフジカ600は、ポケットの中でも最高級機でした。
もちろん、同級生の中で、このモデルを持っていたのは、私以外に1人居たか居ないかで、子供ながらに優越感みたいなものがあったのを覚えています。

まあ、お金持ちのご子息は一眼レフを持っていたと記憶していますから、非常に狭い範囲の優越感だった訳で(^O^)

残念ながら、もう手元にはありません。他のカメラを買うときに下取りにしてしまった気がします。懐かしいですねワンテン(110)

ポケットフジカ600
画像出展:http://www.fujifilm.co.jp/history/dai4-06.html


(2)
その後、中学時代は
ポケットフジカ600で、高校に入ってまたもや修学旅行の時に、新たに買い直したのが、ニコンのフォトミックA(1977年に登場しています。)

「修学旅行にカメラを持って行きたいんだけど」と言う私に、「どんなカメラが良いんだ?」と父、「何でも良いよ」と返事すると、「じゃあニコンでいいか?」と言うので、「いいよ。」と気軽に返事。実はよくわかっていないから、何気なく返事しただけ。

学校から帰ってくると、目の前にあったのがF2フォトミックAと、50mmF1.2です。

「いやあ、カメラよりレンズの方が高かったよお」と父は笑っていた。

もちろん、私はこのカメラの価値を知るよしもなかったが、良いカメラだと言うのは持った感触で分かっていた。修学旅行では、同じクラスの写真部の中村がフォトミックASを持って来た。
彼は、50mmF1.4、消して悪いレンズでは無いし、写真部の彼が好んで買ったのも理解できる。私のF1.2が凄すぎた。

あの修学旅行で高校生2人がF2AとF2ASを振り回していたのは、今思えば楽しい光景だ。


画像出展:http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/about/history/d-archives/camera/history3_f2.htm


(3)
その後、CANONからEOSが出る。630と650だ。

発売間もなかった頃、「そろそろカメラ買い替えるか」と呟いた父が、数日後に買ってきたのがEOS650に35−105mmズームだった。


画像出展:http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/1987-1991/data/1987_eos650.html

お手軽一眼は衝撃的だったが、NIKONからイキナリCANONを買ってきたのも衝撃的だった。

EOS650は、本当に沢山使った。呼ばれた結婚式、旅行、日常のスナップ、会社のレク、レンズも、この1本あれば、そこそこ賄えたし、問題なかった。

ニコンのF2Aを使わなくなってしまった事だけが弊害だった。

自社製の高感度、高微細性 で高精度AFが実現できる測距センサーのBASISを完成、スーパーマイクロコンピュータ等の最新技術を積極的に導入し、比類ないオートフォーカスを実 現、EOS650として発売した。
AF駆動は、それぞれのレンズにマッチしたモーターをレンズ内に持ち、ボディとの伝達は信号のやり取りだけという理想的 な方式を採用した。高トルクで駆動音もなく、スッと止まる高速、高精度な超音波モーターの開発にも成功し、キヤノンの独自路線によるAF35mm一眼レフ 構想のEOSシリーズがスタートしたのであった。


http://www.canon.co.jp/Camera-muse/camera/film/data/1986-1990/1987_eos650.html?categ=srs&page=eos

(4)
結婚してコンパクトカメラを買ったが「軽いから」と言うだけの理由だった。

選んだのは、FUJI ZOOM CARDIA SUPER115(1994年3月に登場)
レンズは、38mm/F3.9〜115mm/F8.8の3倍ズーム、赤外線アクティブAF、オートローディング、オートデート、パノラマ途中切り替え、多重撮影が特徴。


(5)
子供が生まれると、写真を撮る。
でもコンパクトカメラの画質は納得できる物ではなく、EOS650に戻って来た。
それでも物足りない。 こう思っちゃうともう止まらない。 デジカメの台頭にカメラ業界、フイルム業界がワタワタしてた頃、
CANONからEOS−1Vが発売されて、銀塩健在を主張していた。

1Vが欲しかったが買える訳も無く、また子供を撮りたい目的ではチトやりすぎだ。 知り合いのカメラ屋に聞くと「1Nの良いのが出ている」との事。 それでも10万Overは厳しいが、蛙は柳に向かって跳びはねていた。

  
画像出展:http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/1992-1996/data/1994_eos-1n.html
     http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/1992-1996/data/1995_eos-1n-dp.html
     
http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/1992-1996/data/1994_eos-1n-hs.html

1Nが手にはいると、DPユニットのパワーブースターN1を手に入れた。これはインターネットで売りに出ていた物だが、実は、風景写真では有名写真家T氏のご子息が売りに出したもので、聞けば親(T氏)から貰ったものとの事。うーんサインが欲しかった。

レンズも揃い始めた。だがここまで来るとLレンズが私を呼んでいる。(気がした。)
70-200mmF2.8L17-35mmF2.8Lが揃い、HSユニットのパワードライブブースターN1も購入して今に至っている。
中途半端が嫌いな正確で、好奇心旺盛と来ているから始末におえない。
でも、お酒もタバコもやらない、ギャンブルもやめた。 他にも趣味は沢山あるが、どうにか小遣いが回る内はなんとかなるだろう。

オートフォーカス機能を搭載した最高級の35mmシステム一眼レフ、EOS-1の発展型後継機。
クロスタイプBASISのAFセンサーを使用して、5点(フォーカスポイント)自動選択/任意手動選択が可能のオートフォーカス機構を搭載、動体予測AI -AF機能でも被写体を逃さないワイドフォーカスエリア、静音、高速作動するUSM(超音波モーター)内蔵の超望遠レンズとのマッチングと機能性は抜群で あった。
きめ細かな露出制御の要求に対応して1/2段か1/3段刻みかを任意に選べる制御機構は、プロ使用機として高い評価を受けたほか、連続撮影10万 回に耐える高信頼性・高耐久性を備えている。メカの作動機構にも改良が加わり、静音化を達成している。

http://www.canon.co.jp/Camera-muse/camera/film/data/1991-1995/1994_eos-1n.html?categ=srs&page=eos

(6)
お手軽
デジカメで購入したのが、FUJI FinePix6800zです。
「スーパー CCDハニカム」を搭載し記録画素数最大603万画素。当時としては最高峰。
超高画質・多機能をスタイリッシュなポルシェ デザイン ボディーに詰め込んだ。
近年同社より発売されたFinePix F10がでるまでは、一番綺麗に撮れるデジカメだと思いました。まだ現役で使っています。


画像出展:http://www.fujifilm.co.jp/press/fx6800z.html

もう一つの趣味の腕時計の写真を撮りたくて、マクロが綺麗に撮れるデジカメが欲しいと思う。
やはり、今(H17.05現在)の選択肢は、FinePixのF10ですね。ダントツです。
と書いて、H17.10には、FinePix S9000が仲間入り。

(7)
その前に、借用機ですが、CANON EOS-1Dsを紹介。H17.9〜しばらく(残念ですが、返却しました。)

いやあ、重いです。重たくて嬉しくなります。運動会で28-135ISを付けて、気軽に撮ってきたりしました。CMOSセンサー、有効画素数は、約1110万画素。

卓越した解像感、豊かなダイナミックレンジ、ノイズの少なさを高次元で実現。従来のデジタル一眼レフカメラと一線を画す、高画質記録が可能です。約1110万画素の高画質と、撮影時の機動性を両立させること。そのため、撮像素子1ラインの信号を2チャンネルから同時に転送する、高速読み出し技術を開発しました。これにより、従来のCMOSと比べて信号読み出し速度が2倍に向上。さらに大容量メモリーを内蔵することにより、最高3コマ/秒の連続撮影を可能にしています。また、低消費電力というCMOSの特性に加え、省電力回路設計を徹底。撮影可能コマ数約600コマ(フル充電時)というバッテリー寿命を実現しています。と、メーカーのHPには書いてあります。

いつまで借用できるかわかりませんが、これなら、EOS-1NHSの替わりに出来ると言う実感がありました。
しかし、同時期に手元にあるFUJIのFinePix S9000が900万画素。撮り比べてみたいと思いますが、EOS-1Dsの重量感、存在感、使っている時のワクワク感。これは最高機種ならではの感覚ですね。

http://cweb.canon.jp/camera/eosd/1ds/catalog.html

(8)
デジカメ2代目は、FUJI FinePix S9000です。
撮った時の色の綺麗さでは、フジがダントツだと思います。<個人的な感想。

有効画素数903万画素、最高感度ISO1600、焦点距離28mm〜300mm相当 高精細フジノン光学式10.7倍ズームレンズを搭載の、ネオ一眼(レンズ交換の出来ない一眼レフタイプ)

新開発の「スーパーCCDハニカムV HR」と「リアルフォトエンジン」の搭載。
暗所撮影にも強く、フラッシュを使わずに目で見たままの美しさを再現できる他、「ブレ軽減モード」により、手ブレ・被写体ブレを防ぎます。総合写真メーカーとして培ってきたノウハウと最先端の技術を駆使して実現した超高画質を、あらゆるシーンで実感いただけますと、メーカーのHPには書いてあります。

1cmまで接写可能なス−パーマクロから望遠時のマクロ撮影まで、多彩なマクロ撮影も可能。
リアルフォトエンジン」の高速処理による約0.8秒の瞬間起動、最短約1.5秒の撮影間隔を実現。
可動式液晶モニターによるマルチアングル撮影、現在のデジタル一眼レフカメラでは実現できていない動画撮影機能など、機能が豊富に搭載されています。


http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixs9000/index.html

(9)
デジカメ3代目は、CANON?EOS-40Dです。 2008.05.17購入(発売時期:2007年9月)

お手軽がFUJIのFinePixも良いのだが、EOS-1NHSの後継機が欲しくて、Kiss-X2が発売されたので、そろそろ買おうか迷いました。
Lレンズたちとの相性や、連写性能、ネットでの評価等々ふまえて、40Dにしました。

“EOS 40D”は、「EOS 30D」(2006年3月発売)の後継機種です。
最先端のカメラ技術を随所に投入することで、さらなる進化を遂げたハイアマチュア用デジタル一眼レフカメラであると言う事で、中級機種のデジタル1眼としては、かなり完成度が高くなったモデルだと思います。
約1010万画素自社製CMOSセンサー(APS-C サイズ)と高性能映像エンジン「DIGIC ?」搭載です。
これにより高い解像度と豊かな階調性を両立するとともに、ISO100〜1600(3200まで拡張可) の幅広い感度で撮影できます。
また、約6.5コマ/秒の連続撮影可能な高速連写の実現、全点で高精度なクロス測距を行う9点AFの採用、見やすさが向上した倍率約0.95倍の新設計ファインダーの搭載など、カメラとしての基本性能を大幅に強化した。

リアルタイムの映像を液晶モニターで確認しながら撮影できるライブビュー撮影機能も搭載。
3.0 型大型液晶モニター、交換可能なフォーカシングスクリーンの装備など上位機種に迫る高度な機能や使いやすさを実現している。 さらに、総合的なセンサーダスト対策「EOS イオスIntegrated インテグレイテッド Cleaning クリーニング System システム」の採用や、約10万回の作動耐久、最高約1/8000 秒の高速シャッターの搭載、高い剛性を備えたマグネシウム合金製ボディの採用などにより、高い信頼性を確保している。

交換レンズにおいては、好評の「EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM」に加え、同時発表の標準ズームレンズ “EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS”や望遠ズームレンズ“EF-S55-250mm F4-5.6 IS”など、手ブレ補正機構を搭載 したレンズを含む、多彩なEF レンズがすべて使用できる。

“EOS 40D”の発売に合わせて、撮影した画像を無線/有線LAN を通してサーバーやパソコンへ転送できる “ワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E3”を同時に発売。USBホスト機能による外部 メディアとの接続や、縦位置グリップとしての使用など、幅広い撮影用途に対応することが可能である。


http://www.canon.co.jp/Camera-muse/camera/dslr/data/1995-/2007_eos40.html?categ=crn&page=1995-

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